日々の暮らしの中で、苦しい時の神頼みという言葉もあるもの。苦しい時の神頼みとは、切羽詰まった時だけ信心が深くなるようなニュアンスを指します。
自力ではどうにもならない状況で神仏に頼ることで、似た言葉には困った時の神頼みや溺れる者は藁をも掴むなどがあります。
一方で、苦しい時こそ笑えとか苦しい時は私の背中を見なさいなどの言い方もあり、苦しい時の対処法は人それぞれと言うことにもなりかねません。
ほかにも苦しい時に読む本や名言に対処法は数多く世の中にはあり、苦しい時の神頼み同様都合のいい時だけ頼ることにもなりかねません。
もちろん苦しい時の神頼みは、批判的ニュアンスで使われますが、具体的な対処策を知っておくことは先々で役に立ちます。
ここでは、苦しい時の神頼みという言葉もある、上手に不安から脱却していく術を紹介しています。
苦しい時の神頼みという言葉もある、上手に不安から脱却していく術
| 1.一部と受け入れ、いつかこの状況も終わると認識すると
全体的な捉え方を変えるといったこと。苦しい時の神頼みにあるのが、失敗や困難も人生の一部と受け入れ、いつかこの状況も終わると認識するというもの。
現在の体験が成長に繋がると考えてみることが秘訣で、できることに集中することが、上手に不安から脱却していく術の一つ。
100%の完全な解決を目指すのではなくて、少しでも楽になれば良しと考えることが大事なポイントになります。
| 2.ならいようにして、今は辛いという己自身の感情を認める
己自身の感情を認めるといったこと。苦しさを否定せず無理に前向きにならいようにして、今は辛いという己自身の感情を認めるというもの。
己自身を責めないようにし、音楽を聞いたり日記を書いたりして自らの感情を振り返るのも、上手に不安から脱却していく術の一つ。
涙はストレス発散の効果があるので流すのも良く、不安を感じる時間帯は、誰にでもそういう時はあると考えるよう心掛けます。
| 3.最低でも6-7時間ほどの睡眠をきちんと確保していくと
体調を整えるといったこと。栄養バランスの取れた食事を意識し、最低でも6-7時間ほどの睡眠をきちんと確保していくというもの。
散歩をはじめヨガだったりストレッチなど、軽い運動をして身体を動かすのも、上手に不安から脱却していく術の一つ。
マッサージや入浴などでリラックスすれば、疲労した身体とともに、精神的にも回復しやすくなるのは間違いありません。
| 4.時間が経てば終息に向かうことも多々あるというものです
焦らないで時間の経過に任せるといったこと。苦しい時の神頼み状態がすぐに解決しなくても気にせず、時間が経てば終息に向かうことも多々あるというもの。
長期的な視点を巡らして数年後の己自身を想像してみることが非常に大切で、今は休む時と割り切るのも、上手に不安から脱却していく術の一つ。
元気を無理に出さないようにして、少しずつ段階的に前進すれば良い、そんな風に己自身に言い聞かせることがコツとなります。
| 5.心をオープンにし気持ちを詳しく打ち明けるというもの
信頼できる相手に相談するといったこと。家族をはじめ親しい友人や信頼できる相手に向かって、心をオープンにし気持ちを詳しく打ち明けるというもの。
他者に相談することによって、視点が変わり解決策が浮かぶこともある、上手に不安から脱却していく術の一つ。
どうしても話せないケースでは、SNSや日記に書くことも良く、心理カウンセラー等の専門家に頼ることで、一人で思い悩まないで良いと思うことが大事です。
苦しい時の過ごし方も個々見られるもの、覚えておきたいその特徴面
| 1.呼吸が浅くなったり、心拍数も上がってくるというもの
身体的症状といったこと。苦しい時の神頼み状態で見られるのが、息苦しさを感じたり呼吸が浅くなったり、心拍数も上がってくるというもの。
また身体が重く感じてだるさを感じるほか、食欲が落ちてきたり胃が痛くなり消化不良になるなど、身体的症状が起こりやすいことに繋がりかねません。
肩こりだったり筋肉の緊張が強くなることがあり、頻繁に頭痛やめまいが起こったり、寝つきが悪くなり眠りが浅くなることがあります。
| 2.何しても楽しくないので、関心や興味を持たなくなると
精神的症状といったこと。苦しい時の神頼み状態で良く見られるのが、何しても楽しくないので、関心や興味を持たなくなるというもの。
常に不安感や焦りが頭から離れず、何に対してもネガティブに考えてしまうほか、集中力も低下して小さなミスが増えることに繋がりかねません。
涙もろくなったり自己否定の言葉が増えるほか、孤独を覚えていても、人との関わり合いが億劫になることになりかねません。
| 3.仕事が手につかなくなるなど、行動面が変化するという
行動面の変化といったこと。苦しい時の神頼み状態で見られるのが、部屋に籠りがちになったり仕事が手につかなくなるなど、行動面が変化するというもの。
他者との連絡を怖がるようにもなり、無意識のため息も増えて、ぼーっとする時間ばかりの状況ということになりかねません。
好きだった趣味に関心を失うこともあり、危機的な状況から身を守るため、逃避行動に出ることに繋がりかねません。
| 4.何しても意味がないと無力感が湧き上がるというものです
将来的な不安と無力感といったこと。苦しい時の神頼み状態で良く見られるのが、この状況がどこまで続くのかとか、何しても意味がないと無力感が湧き上がるというもの。
将来への不安が強まると思考も迷走し、希望を持つことが無駄に思えて、やがて抜け出せない感覚に嵌まり込むことにもなりかねません。
どうせ報われないといった無力感が芽生えることも多々あり、行動をする気力を失ってしまうことに繋がりかねません。
苦しい時は電話してということもある、注意しておきたいその心理状態
| 1.悪い方面ばかりに目が行き、ポジティブ要素を見落とし
思考の偏り【ネガティブバイアス】といった心理状態。苦しい時の神頼み状態で見られるのが、物事の悪い方面ばかりに目が行き、ポジティブ要素を見落としやすいというもの。
己なんてとかもう駄目だなどと、とんでもない方向への思考に悩まされることになりかねません。
すぐに白黒をつけたり過多な一般化など、認知の歪みが強くなって、現実的判断ができなくなることに繋がりかねません。
こういった思考パターンによって、更に自己否定感も強まって負のスパイラルに陥ることになりかねません。
| 2.落ち込んでいるのは情けないと、感情を抑え込む傾向に
感情の抑圧と爆発といった心理状態。苦しい時の神頼み状態で良く見られるのが、こんなことで落ち込んでいるのは情けないと、感情を抑え込む傾向にあるというもの。
こういった抑圧された感情は、無意識のうちに放置されていることになりかねず、限界を超えると唐突に爆発することになりかねません。
こうした状況では、イライラだったり怒りもコントロールできなくなり、己自身を責めたりする切っ掛けになることに繋がりかねません。
感情を抑えすぎることによって、うつ状態だったり精神疾患のリスクが高まってしまうのは言うまでもありません。
| 3.理解されないなど、そんな具合に考えて人との接触を避け
孤独感と社会的撤退といった心理状態。苦しい時の神頼み状態で見られるのが、相談しても迷惑をかけるだけとか誰にも理解されないなど、そんな具合に考えて人との接触を避けるというもの。
結果的に、一層孤独を感じることになり、独りぼっちになることにより、更なる苦しさが悪循環を生みだしかねません。
人間関係の断絶は、心理的安全地帯を放棄することにもなり、精神的回復を遅らせることに繋がりかねません。
まとめ
溺れる者は藁をも掴むなどが言われます。ここでは、苦しい時の神頼みという言葉もある、上手に不安から脱却していく術を紹介しました。その機会には、ぜひお役立てください。
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