日々の暮らしの中で、何もしたくないと無気力を感じることもあるもの。何もしたくないとか無気力と感じる状態は、誰しもが人生の中で一度は経験するものです。
何もしたくないとか無気力は病気の場合もありますが、単なる怠けではなく、心や身体に環境のバランスが崩れているサインかも知れません。
もちろんこうした意欲が極端に低下している状態は、仕事などでも見られることにもなりかねません。
原因は人により様ざまですが、過度なストレスをはじめ睡眠不足や栄養不足など、生活リズムの乱れも見られます。
主婦をはじめ高校生や中学生が陥ることもあり、楽しくない毎日が続くようなときは注意が不可欠ともなりかねません。
ここでは、何もしたくない無気力を感じることもある、振り切って前進していく術を紹介しています。
何もしたくない無気力を感じることもある、振り切って前進していく術
| 1.なりがちですが、無気力は誰にでも起こりうる自然な反応
自分を責めないで感情を認めるということ。何もできない自分は駄目だと自責的になりがちですが、無気力は誰にでも起こりうる自然な反応というもの。
心と身体が休息を求めているサインかも知れず、先ずは気持ちを否定せず、今の自分は休む時と受け入れることが大切です。
無気力な状態を何とかしないとと焦ることもありますが、無理に動こうとしないで、最低限の生活だけを維持するように心掛けます。
自己否定は更に気力を奪うことになるので、こんな自分もありと優しく認めることが第一歩となる、振り切って前進していく術の一つ。
| 2.昼夜逆転など、生活の乱れと密接に関係しているという
生活リズムを整えるということ。何もしたくない無気力は、睡眠不足をはじめ不規則な食事や昼夜逆転など、生活の乱れと密接に関係しているというもの。
生活が乱れていると、無気力状態も長引きやすくなるので、一気に変えようとしないで、起床時間だけを意識するなど1つずつ改善していきます。
毎日同じ時間に起床して太陽の光を浴びることが大切で、体内時計が整うことでホルモンバランスが改善し、気力の回復にも繋がります。
最初は難しくても、心より身体から整えることがポイントで、規則正しいリズムが徐々にエネルギーを取り戻す土台になる、振り切って前進していく術の一つ。
| 3.手を付けるのは、誰にしても非常に困難になるというもの
小さな行動から始めるということ。何もしたくない無気力なときは、いきなり大きなことに手を付けるのは、誰にしても非常に困難になるというもの。
ベッドから起き上がることをはじめ、水を飲むとか顔を洗うにカーテンを開けるなど、ほんの少しだけの行動を目標にしまます。
小さな成功体験が積み重なることにより、自己効力感が少しずつ戻ってくるので、何かをやらなければと思うより、とりあえずこれだけやろうと決めることが秘訣です。
笑えるほどの些細な行動から始めるのが良く、小さな達成感を積み重ねることで、無気力のループから抜け出す切っ掛け生まれる、振り切って前進していく術の一つ。
| 4.身近な人や信頼できるカウンセラーに相談するというもの
信頼できる人に相談するということ。気持ちを言葉にすることで、自分の状態に気づいたり心が軽くなることがあり、身近な人や信頼できるカウンセラーに相談するというもの。
無理にアドバイスを求める必要はなく、今ちょっと苦しいと伝えるだけで良く、他の人との繋がりは孤独や無力感を和らげてくれるのは間違いありません。
自分ひとりで抱え込まず、助けを求める勇気が回復への第一歩で、誰かと話すことが自分を取り戻す切っ掛けになることも多い、振り切って前進していく術の一つ。
また無気力が2週間以上続いたり、日常生活に大きな支障が出ている場合は、専門機関に相談することも大切で、うつ病や適応障害など医学的なアプローチが必要なケースもあります。
何もしたくないのは全く楽しくないもの、注意しておきたいその特徴面
| 1.興味のあった活動にも関心が持てず、意欲が湧かないと
興味が湧かないということ。何もしたくない無気力なときに見られるのが、以前は楽しかったことや興味のあった活動にも関心が持てず、意欲が湧かないというもの。
趣味をはじめ仕事や家事など、行動を起こすこと自体が億劫に感じられ、頭ではやらなきゃと思っていても、身体がついてこないということにもなりかねません。
無気力感が更に強まると、これまでの価値観が崩れたりしかねず、悪循環が生まれることにもなりかねません。
| 2.かかわらず、常に体が重く疲れが取れないというものです
身体的な疲労感ということ。何もしたくない無気力なときに多々見られるのが、特に何もしていないにもかかわらず、常に体が重く疲れが取れないというもの。
朝起きることができなかったり、ベッドから出られないなど、何もしていないのに疲れているという感覚が続くことにもなりかねません。
これには精神的ストレスだったり睡眠の質の低下が影響していることもあり、精神的にも身体的にもエネルギー不足を引き起こしてしまうことにもなりかねません。
| 3.考えがまとまらず、集中力や判断力が落ちてくるという
判断力が低下するということ。何もしたくない無気力なときに見られるのが、頭の中がぼんやりして考えがまとまらず、集中力や判断力が落ちてくるというもの。
簡単なことを決めるのにも時間が大きく掛ったり、物事に優先順位をつけることも困難になることにもなりかねません。
このような思考力の低下によって、更に行動を起こせなくなり、無力感が深まってしまうことにもなりかねません。
何もしたくない無気力は理由があるもの、知っておきたいその心理状況
| 1.価値がないなど、自己否定的な思考が強まるというもの
無価値感の増加という心理状況。何もしたくない無気力なときに見られるのが、自分は何もできないとか価値がないなど、自己否定的な思考が強まるというもの。
無気力で何もできない自分を責めることで、更に気分が落ち込むことになり、行動するエネルギーが削がれることにもなりかねません。
また周囲と比較して劣等感を抱くようになり、社会との繋がりを避けるようになることにもなりかねません。
| 2.何かに全力で取り組んだ後、一気に燃え尽き症候群になる
燃え尽き症候群(バーンアウト)という心理状況。何もしたくない無気力なときに良く見られるのが、何かに全力で取り組んだ後、一気に燃え尽き症候群になるというもの。
特に仕事や勉強など、責任感を持って頑張ってきた人ほど陥りやすい傾向があり、頑張っても報われないと感じ、あらゆる行動への意欲を失ってしまうことにもなりかねません。
また自らに厳しすぎたり完璧を求めすぎたりする人は、少しの失敗で自分には価値がないと感じ、何もする気が起きなくなることにもなりかねません。
| 3.何を見ても心が動かないとか感動しないというものです
無感動という心理状況。何もしたくない無気力なときに見られるのが、喜怒哀楽の感情が鈍くなり、何を見ても心が動かないとか感動しないというもの。
感情の起伏が少ない状態で、嬉しいことにも悲しい出来事にも無関心になり、虚しさだけが残ることにもなりかねません。
まとめ
人生の中で一度は経験をするものです。ここでは、何もしたくない無気力を感じることもある、振り切って前進していく術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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