日々の暮らしの中で、霊視商法に嵌まりたくはないもの。霊視商法とは、霊能力や超常的な力があると称する者が、相談者の不安や悩みに対して高額料金を請求する詐欺的商法です。
霊視商法は霊感商法にも似ていて、あなたには悪霊が憑いているとか先祖の霊が怒っているなどと、不安を植え付けることにもなりかねません。
何度も鑑定を受けさせられたり次の交渉が必要などと、何度も高額な祈祷サービスの支払いをさせたり、 開運グッズを売りつけたりする事例が見られます。
霊視商法詐欺事件には、先祖供養をしないと家族が不幸になると高額な祈祷を勧めたり、このお守りを買えば災厄を避けられるなどの高額商品売りつけるものが見られます。
なので、科学的根拠のない話を信用しないようにして、霊感や霊視商法に騙されないことが不可欠。
ここでは、霊視商法に嵌まりたくはないもの、不安を煽られないようにしていく術を紹介しています。
霊視商法に嵌まりたくはないもの、不安を煽られないようにしていく術
| 1.親しい友人や家族に相談することが必須ともなるものです
親しい友人や家族に相談するといったこと。霊視商法の勧誘を受けたり、契約を迫られたりした時には、親しい友人や家族に相談することが必須ともなるもの。
販売する方は他人には話さないようにと口止めしますが、それは詐欺の代表的な手口の一つとなる、不安を煽られないようにしていく術の一つ。
第三者の観点から冷静な意見を貰うことにより、判断を誤るリスクを避けるのはもちろん、他者が同じ被害に遭わないよう経験を共有することに繋がります。
霊視商法の不安を感じた際は、一人切りで悩まないで信用できる相手に相談することが、被害を防ぐ鍵となるのは言うまでもありません。
| 2.奪おうとするので、落ち着いて冷静に対応するというもの
冷静沈着に対応するといったこと。霊視商法の勧誘に遭遇したケースでは、先ずは平常心を保つことが大切で、販売する方は不安や恐怖心を煽り正常な判断を奪おうとするので、落ち着いて冷静に対応するというもの。
判断を迫られた際は、考えさせて家族と相談します文言が非常に効果的になる、不安を煽られないようにしていく術の一つ。
相手が強引であれば、不要なので断りますと明確に伝達し話を確定することが大事で、長時間の執拗な勧誘に対しては、毅然とした態度を取って会話を続けないようにします。
| 3.その場で契約をしたり購入しないことが非常に重要になる
契約とか購入しないといったこと。霊視商法では、高額の商品やサービの購入を迫られることがありますが、その場で契約をしたり購入しないことが非常に重要になるというもの。
特に、特別なご利益があるとか今しか手に入らないなどと急かされた際は、一旦時間を置いて冷静な状態になるのが、不安を煽られないようにしていく術の一つ。
一旦契約してしまえば解約が困難になる事例もあり、慎重な判断が求められるのは当然で、 クレジット払いやローンを勧められた時も軽率に応じないようにします。
| 4.【消費生活センター】などに相談することが非常に効果的
公的機関を利用するといったこと。霊視商法被害に遭ったケースでは、国民生活センター【消費生活センター】などに相談することが非常に効果的というもの。
消費者契約法や特定商取引法に基づき、一定の期間内であればクーリング・オフが可能にもなる、不安を煽られないようにしていく術の一つ。
更に、不当な契約なら法的手段を取って無効にできる可能性も高く、無料で相談を受け付け専門家のアドバイスも受けられるので、一人で思い悩まず連絡することが大事です。
更に、悪質な案件では警察だったり弁護士に相談して、詐欺被害としての対応を求めることも効果的です。
| 5.共有して、他の人が被害に遭わないよう心掛けるという
同じ手口の被害を防止するといったこと。霊視商法で被害を受けた、または危うく遭いそうになったケースでは、その手口を周りの人たちと共有して、他の人が被害に遭わないよう心掛けるというもの。
SNSや口コミのサイト等で情報発信するのも有効で、警戒を怠らない姿勢を取っていくのが、不安を煽られないようにしていく術の一つ。
宗教団体をはじめ開運グッズ販売や自己啓発セミナーなど、霊視商法が絡みやすいビジネスに対しては特に注意が必要です。
霊視商法は宗教にンクさせられることも、覚えておきたいその特徴面
| 1.このままでは不幸になるなど、言葉で恐怖心を植え付ける
恐怖心の植え付けといったこと。霊視商法に見られるのが、先祖の祟りがあるとかこのままでは不幸になるなど、言葉で恐怖心を植え付けるというもの。
特に、今のままでは病気が悪化するとか家族に不幸が訪れるなど、個人が大切に思うことで一層効果を高めます。
霊視商法を行う者は、不安を煽るばかりではなく被害者が逃げられないように、即決しなければ手遅れになる的な緊急性を強調しかねません。
人間は恐怖心を覚えると正常な判断が難しくなりかねず、不安を解消するため高額商品やサービスを購入しかねません。
| 2.己自身が能力者や超常的な力を持つ者、そんな具合に主張
特別な能力を持つと主張するといったこと。霊視商法を行う人物に見られるのが、己自身が能力者や超常的な力を持つ者、そんな具合に主張するというもの。
特別な霊能力で未来が見えるとか神からの啓示を受けたなどと言い、相手を信じ込ませることに繋がりかねません。
人間は専門家だったり特別な力を持つ人間に対して、先入観を無意識に持つことがあり、神秘的な雰囲気や肩書きを利用して信頼を得ようとします。
更にこうした心理を強化するため、高級な服装をしていたり格式のある場所での相談、そんなことを演出することもあります。
| 3.引き込むことによって、断ち切り難い状態を作り出すと
コミュニティーの圧力といったこと。霊視商法に見られるのが、被害者を集団の中へと引き込むことによって、断ち切り難い状態を作り出すというもの。
人間は周りの人たちと同じ行動をする傾向があり、特にセミナー形式の勧誘や宗教団体では、皆が救われたとか皆が購入したなどの情報を広めます。
他の人も救われたとか買えば幸せになれるなどの言葉を聞けば、疑う気持ちも薄れてしまうことに繋がりかねません。
更に、仲間意識を高めることによって、抜け出せないとか裏切れないと感じさせ、継続的支払いを続けさせるような仕組みになっています。
霊視商法には明覚寺の事件もあるもの、注意しておきたいその心理状態
| 1.占いをしたりと、助けて貰ったといった感覚を植え付ける
返報性原理といった心理状態。霊視商法に良く見られるのが、無料で悩みを聞いたり占いをしたりと、助けて貰ったといった感覚を植え付けるというもの。
人間は何かを与えられた際は、その相手に対して恩返ししたいと感じる返報性原理を持っているので、高額商品やサービスを購入する確率が高くなりかねません。
| 2.努力が無駄になる、そんな具合に考え更に金銭をつぎ込む
サンクコスト効果といった心理状態。とりあえず少額にせよ支払った後では、ここで止めればこれまでの努力が無駄になる、そんな具合に考え更に金銭をつぎ込むというもの。
この壺を購入したから、後はこのお札が必要になるとか更に修行を積めば完璧に清められるなど、そんな形で新しい商品を勧められることに繋がりかねません。
人間は一旦決断した後は、その決定を正当化するためという名目で、追加の支払いを続けてしまう習性があります。
| 3.任意で購入を受け付ける、そんな事例も増えているという
法律だったり社会問題への対策といった心理状態。霊視商法は法的問題を回避するため、契約書を用意したり任意で購入を受け付ける、そんな事例も増えているというもの。
契約後のクーリングオフを争ったりするほか、解約しようとする際に嫌悪感を引き起こさせるなど、悪質なやり方が取られることもあります。
まとめ
高額料金を請求する詐欺的な商法です。ここでは、霊視商法に嵌まりたくはないもの、不安を煽られないようにしていく術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
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