人生を過ごしている中で、エクトプラズムの出し方には注意も必要になるもの。心霊現象のエクトプラズムは、霊媒がトランス状態に入った際、身体から発生する半透明または白っぽい物質です。
19世紀後半から20世紀初頭の欧米のスピリチュアリズム的な心霊学では、これが霊の姿だったり手や顔など、物体の一部を形成すると言われていました。
もちろん写真などにも残っていますが、その正体は科学的にみて現象の多くが、トリックだったり偽装であることが明らかになっているのは言うまでもありません。
有名霊媒であるエヴァ・Cやフローレンス・クックなどがこの現象を報告しましたが、ガーゼや卵白に動物の内臓などを使って演出され、多くは後に捏造と判明しています。
なので、エクトプラズムの意味を魂と結び付けるような説は眉唾であり、注意が必要なことは否定できません。
ここでは、エクトプラズムの出し方には注意も必要に、正体を見極めていく対処術を紹介しています。
最初にクイズです!

エクトプラズムの正体が気になるもの、注意しておきたいその特徴面
| 1.霊媒の儀式中に物質化するとされる不思議な物質という
超常現象における定義ということ。エクトプラズムとは、心霊現象や霊媒の儀式中に物質化するとされる不思議な物質というもの。
19世紀末から20世紀初頭のスピリチュアリズムにおいて頻繁に報告され、霊的存在が物理世界に干渉する際に発生するとされました。
白く半透明で布状や粘液状、煙状などさまざまな形態をとると記録されていて、霊媒の口をはじめ鼻や耳などから出現するとされました。
| 2.固体をはじめ液体や気体など、いずれの特性も持ち得る
物理的特徴と目撃証言ということ。エクトプラズムは、感触や状態が不定で、固体をはじめ液体や気体など、いずれの特性も持ち得るとされるというもの。
証言によれば冷たくぬめり気があり、しばしば発光することもあると言われていて、当時の信奉者はこれを霊的物質と信じていました。
写真記録では布やガーゼのように見えるものが多く、実際には詐欺として物理的な布を使っていた例があることは言うまでもありません。
| 3.ほとんどがトリックや錯覚によるものと考えられているというもの
科学的見解と懐疑的立場ということ。科学界ではエクトプラズムの存在は認められておらず、ほとんどがトリックや錯覚によるものと考えられているというもの。
特に20世紀初頭には、多くの霊媒がインチキ行為で摘発され、エクトプラズムも実際にはチーズクロスや動物の臓器などを用いていたことが暴露されました。
なので、現在では心理学だったり社会現象としての研究対象、そんなことが多いのは言うまでもありません。
| 4.頻繁に登場し、ゴーストバスターズのような作品で有名
文化的影響と現代での扱いということ。エクトプラズムは、映画をはじめ小説やアニメなどのフィクション作品で頻繁に登場し、ゴーストバスターズのような作品で有名というもの。
現代ではオカルト文化の象徴的存在とされていて、心霊現象を象徴する視覚的モチーフとして使われています。
実際の科学とは切り離された存在となりますが、幻想や神秘を求める人々の間では一定の人気があるのは言うまでもありません。

エクトプラズムの出し方には注意も必要に、正体を見極めていく対処術
| 1.意識を徐々に内側へ集中させ、周囲の雑念を手放していく
深い瞑想状態に入るということ。霊媒は、静かな環境で深くリラックスした状態に入る必要があり、呼吸を整え意識を徐々に内側へ集中させ、周囲の雑念を手放していくというもの。
瞑想を通じて意識を通常の感覚から切り離して、霊的領域との繋がりを強化し、エクトプラズム発現の下地を作ると考えられています。
この状態では体温や脈拍が低下し、身体的な変化が起きやすくなるとされている、正体を見極めていく対処術の一つ。
| 2.瞑想するだけでは出現しない、そんな風に言われている
特定の霊と繋がる意図を持っているということ。エクトプラズムというのは、単に瞑想するだけでは出現しない、そんな風に言われているというもの。
霊媒は特定の霊存在と同調し、その霊が物質界に現れるための媒体として自分を提供する、そんな明確な意図を持つ必要があります。
これは霊的契約だったり召喚とも呼ばれ、霊媒の意思と霊の協力が一致することが重要となっている、正体を見極めていく対処術の一つ。
| 3.重く感じられるなど、物理的な兆候が現れるとされるも
物理的現象の兆候に注意を払うということ。霊との繋がりが深まると、部屋の温度が急に下がったり空気が重く感じられるなど、物理的な兆候が現れるとされるもの。
この時、霊媒の口をはじめ鼻や耳のほか皮膚の毛穴などから、白く半透明な物質が流れ出すように現れるというのが、エクトプラズム出現の瞬間です。
通常、この物質は光を嫌うとされ、強い照明下では消えてしまうとも言われている、正体を見極めていく対処術の一つ。
| 4.霊媒は半意識状態か、完全なトランス状態にあるという
現象の終了と回復のプロセスということ。エクトプラズムが発現している間、霊媒は半意識状態か、完全なトランス状態にあるというもの。
現象が終わると、エクトプラズムは再び霊媒の体内に吸収される、または霧のように消失するとされています。
霊媒は通常では非常に疲労していて、水分補給や休息が必要にもなる、正体を見極めていく対処術の一つ。
過去の記録では、この現象を繰り返すと身体に負担がかかるため、慎重な実施が求められるとされているのは言うまでもありません。ます。
まとめ
注意が必要なことなど否定できません。ここでは、エクトプラズムの出し方には注意も必要に、正体を見極めていく対処術を紹介しました。その折には、ぜひお役立てください。
こちらもご覧ください。

